Apr 29, 2010

- Long Tweet 2 - 学生団体に溺れるべからず ~慢心は何も生まない~

お久しぶりです。Yujin.Hです。
就職活動も落ち着き、就職活動よりも遥かに忙しく、楽しい毎日を送っております。


現在Yujin.Hは「スローガン株式会社」という会社でインターンをしております。
詳細は置いておいて、大まかに言うと営業をしているわけですが、

大学生気分が1%でも残っていると、
結果は出ません。

実際、私も学生団体的な気持ちが残っていたせいで、
2週間働いても、結果がついてきません。

いい意味での自責思考が今の私を満たしており、
また、その種は近い内に間違いなく芽吹くと考えています。

結果を出したいというモチベーションの源泉は人それぞれだと思います。
給料UPのためという方もいるでしょうし、
単純に成功・達成という感覚に陶酔したい方もいるでしょう。
もしくは尊敬するヒトや上司の方に褒めてもらいたいという方も。

私の場合は二つだけ。

非常に有難いことですが、先輩や上司の方が、少なからず期待をしてくださっている、
そしてそれに対して応えたいという、他者発生的な感情。

もう一つは、至極単純に、営業先の方・企業の方に、
双方納得できる形で喜んでもらいたいという、自己発生的な感情。


おそらく学生団体とかサークルとか、
はたまたNPOやその他の学外活動に勤しむ学生にとっては、
私も含め多少の慢心がある気がします。


他の学生と自分は違う。
僕、私はこんなにたくさんのことをやってきた。
だから社会に出てからも自分は活躍できる。


大学3年の春頃は、私もそんなことを心の底では思っていた気がします。
(図らずも私の所属している学生団体にはそういう方が多い気がしました。)
其の気持ちが薄れ始めたのが2009年夏、
ジュネーブで世界の多くの大学生と対話をした時でした。

世界の広さと小ささを痛感し、
また、自分の浅薄な思考・行動に気付き、
そして同時に、その時点ではどう仕様も無い危機感と焦燥を感じました。
また一方で、責任と使命を攫むことができました。

今ではヘタな慢心などなく、
ただ自己の精神的・能力的欠如を、臆すること無く正面から見据え、
その改善と発展にでき得る限りの最大限の努力を注入しています。

自信とは似ても似つかない慢心という気持ちは、
拭うことの困難な驕りを生み、
地球にたった一人取り残された少年のような耐え難い寂寥感のみを、
残滓として重く自分の心に住まわせます。

それが取り除かれて初めてスタートライン。


考える葦は、夜叉となるの海神となるのか。

仕事道具と別世界への本と少しのミーハーな心。
OBOGガイドブックと泉鏡花の海神別荘と1Q84を携え、
風邪治して明日からまた頑張ります。

では。